月別アーカイブ: 2013年10月

自戦記(前編)

たまには自戦記でも。

たま1
ゴキ中飛車に対して流行の一直線に穴熊にしました。
8八銀としてるのがポイントで7八金が浮いています。
(本当は7九銀のまま右銀をくっつけるらしい)

上図より△4四角▲2八飛△3五角▲2四歩△同 歩
▲3六歩△同 銀▲3八飛△4五銀▲3五飛△同 歩▲2三角

たま2
4四角2八飛に3三角とされたら千日手模様。
先手だからどうやって打開しようと思ってたら3五角。
なんか危なそうなので仕掛けました。
途中、3八飛車に27銀成とかされたらどうだったんだろ?
本譜は4五に逃げてくれたのでうまいこと両取りが決まりますが・・・

上図より△4二金▲4五角成△2八飛▲5九角△2九飛成
▲6一銀△3六桂▲5二銀不成△同 金▲2二飛△4八桂成
▲同 角△6九銀▲6八金引△7八銀成▲同 馬

たま3
2八飛では5八飛も怖いところ。
金が浮いてるのを咎められた感じがするので嫌だったのですが、
本譜との比較は難しいところ。
図までの局面で馬を自陣に引き付けなんとなく指しやすさを感じてました。

・・・しかしこのあと後手から思わぬ反撃が…

長いので今日はここまで。
たま怒り

【次回予告】
後手の必死の反撃に究極の筋悪で応戦する先手。
急所でポカが出るというお約束で形勢は急接近。
善悪を超越した戦いの結末はどうなる…

自戦記後編「必至vs31手詰」
どうぞお楽しみに!

C級2組 第5節

どうもShimaです。
「順位戦C級ウォッチング」第五回ということで▲長岡五段△神崎七段の対局を紹介します。

長岡五段は研究家としてあまりに有名ですね。
先日発売された「長岡研究ノート 相居飛車編」でこれまでの研究結果を思う存分放出した結果、
あまりに高度すぎる内容となり「難しすぎる!」という悲鳴が続出するという事件が起こったほど。
斯く言う私もまだ内容の1割程度しか理解できていません。

対する神崎七段は関西のベテラン棋士。
ベテランというと古い戦型ばかり指しているように思いがちですが
神崎七段は新しい指し方が現れるとすぐに自身の実戦で試してみるなど、こちらもかなり研究熱心。
関西将棋会館の棋士室で検討している姿が中継などでもよく見かけられます。

この将棋は序盤早々から緊迫した展開となりました。
神崎七段の2手目△6二銀!を経て第1図。

第1図

後手の形は英春流とも呼ばれる格好。
▲7八金△5三銀▲2八飛というような展開が普通ですが、早速▲3四飛!という強手が飛び出しました。
角交換~△4五角が見えているだけに大胆不敵にもほどがあります。

第2図

進んで第2図。随分と駒の取り合いになりました。
駒割りは歩の枚数を考慮しなければ▲銀桂香△飛の3枚換え。
一般的には先手駒得と言えそうですが、飛車の潜在能力も馬鹿にはならず損得は微妙なところでしょうか。

ここで△8九馬と桂を取り返したいところですが、▲7八銀打という返し技があります。
遠く1一の馬が8八の銀に利いており、馬が捕まってしまっていますね。
よって△2二歩と馬の利きを消し、対して先手も▲7九金と桂を守りました。

以下はお互い相手の手を消し合う渋い展開となりましたが、
最後まで飛車の活用をさせなかった長岡五段の勝ちとなりました。
しかしこういう将棋まで研究されているのですね、驚きました。

ところで前節の記事で触れた▲竹内△千田の個性派対決はどうなったでしょうか。

第3図

先手竹内四段の石田流で始まりました。
△4四歩と角道を止めているのは△4五歩から位取りにする予定だったからなのかもれません。
竹内四段が▲7四歩から動いたので千田四段は6筋から反発するという展開になりました。

第4図

30手ほど進み第4図。
先手は香得することに成功したものの歩切れ、
対して後手は盤面の左半分を完全に制圧しており後手が指しやすい局面。
ここで△1五歩と反対側から攻めるのが優勢を決定付けた一手でした。
いつでも△6七歩成から駒が入手できることを見越しています。
以下そのまま押し切った千田四段の勝ちとなりました。

対する竹内四段はここまで1勝4敗。
以降も澤田五段、及川五段、高見四段といった強敵との対局があり厳しい状況が続きますが、
是非とも頑張ってほしいものですね。

突撃!道場訪問!

その頃一方Shimaはといいますと、JRに乗って京都に向かっておりました。
関西屈指の将棋道場「東山将棋センター」が今回の目的地。

まず地図を見てみましょう。
GoogleMapなどで見るのもいいですが、こちらの地図が非常に分かりやすい。

京都タワーの前を曲がって一本道ですね。
徒歩20分と書いてあるので距離があるように思えますが、
私の場合は行きで15分程度、道が分かった帰りは10分程度で着いたかもしれません。
どうしても歩きたくない場合バスもありますが、徒歩で問題ないでしょう。

01
(この門まで来ればあと少し)

最後三十三間堂の門付近で細い道に入るわけですが、これが非常に分かりにくい。
(なんでも三十三間堂から電話してきても来れなかったお客さんも過去にいたとか)
なので分からない場合は一度通りすぎてからぐるっと回り道するのが良いです。
大通りに出て右折、最初の道を再び右折。この道は細くないので分かりやすい。

02
(三十三間堂はとにかく大きい。道沿いに他にも寺社はあったけれども、群を抜いている)

ちなみに三十三間堂を抜けると京都国立博物館が、そのすぐ横には智積院など
この周囲には寺社をはじめとした観光スポットが複数存在します。
早めに京都入りしてこれらを観て周るのも良いかもしれません。

03
(中を覗くとこんな感じ。道路右手にも別の趣深い寺社が複数)

さて実際に将棋を指しての感想・特徴などを列挙しておきます。

1)明るさ、開放感がある
特別広いわけではないのですが、こちらの画像の通り開放感がありました。
なかなか心地よいものがあります。
ガラス戸であり、窓が多いからでしょうか。

2)時間が切れ負け
私の周りの道場は「持ち時間20分+秒読み30秒」というところが多いのですが、
こちらでは「30分切れ負け」がスタンダードのようです。
超持久戦の将棋でない限り、30秒の秒読み部分が10分に替わったと思えば何ら問題ありませんが
慣れていない方は注意が必要です。

3)飲酒可
個人的には大したポイントではないのですが、これは珍しい気がします。
少なくとも私は初めて見ました。
飲めるといっても実際に飲んでいたのは二人だけでしたし、
節度のある飲み方をされていたように見受けられましたのでご心配なく。

4)客層が厚い
一番大事なところ!強い方多かったです。
私もきっちりやられて負け越しました。これは流石といったところ。

では有段者ばかりかというとそうでもないようで、
私が指していたすぐ隣で師範の西沢先生が9枚落ち(玉+左金+歩)でご指導なさってましたし、
よくある常連さんの名札が連なったボードには10級以下の方も多数おられました。

他にもふと本棚を見ると灘蓮照九段の「灘流矢倉戦法」という1970年代半ばの本があり、
その表紙を開くと灘先生直筆の揮毫がなされていたのを見てびっくりした、なんてこともありました。

全体的に雰囲気が良く、なかなかオススメの道場です。
機会があれば是非立ち寄ってみてください。

04
(帰りは京都タワーに向かって歩くだけ。夜になると映えますね)

え、写真がしょぼい?
当将棋部の写真担当はきっどとなっておりますので、私に言われましても・・・

松本城、旧開智学校など松本市~善光寺など長野市

はやく起きた朝は・・・長野に行こう

本州の東日本では長野だけ行ったことがなかったので長野に行ってきました。
正直長野に観光スポットなんてろくにない(ごめんなさい)と思っていましたが、行けば意外と楽しめるもんです。

8時ちょうどのあずさ2号・・・ではなく新宿10時発のスーパーあずさ11号で松本へ。松本着12:31です。
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松本駅構内 「ようこそ 湧水の城下町 松本へ」の横断幕
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松本駅前
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松本駅
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松本城へ行くことは当然として、昼ごはんをどうするか。
観光案内所のお姉さんに長野のおすすめ食べ物とお店を聞いたところ、信州そばというのが名物らしいのでおすすめされたお店へ。
そばの写真を載せてもあれなので写真は割愛。普段食べているそばより細麺でした。

仲町通り。白壁となまこ壁の土蔵が立ち並ぶ趣ある町通り。ここにお蕎麦屋さんが集中しているらしい。
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松本駅から徒歩15分ほどで松本城
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天守閣写真その1&2
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今までいくつか城郭観光してきましたけど、松本城はすばらしいです!
行って良かった城ランキング4位に松本城あるのも納得ですね(ちなみに1位熊本城、2位犬山城、3位松江城)。
やっぱ靴を脱いでしっかりと城の中を見ることができるというのはポイント高いです。
帰りにはさっきまでいなかった鎧を着たお侍さんがいたので写真を撮ってもらいました。なにげに今日の観光の中で一番の思い出かもしれないです。写真は割愛します。

中には火縄銃の展示物などさまざま
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城兵の詰め所
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城内の階段。5階へ上る階段は傾斜が急で61度あるらしい。松本城内の階段はどれも傾斜が急です。
まつもとじょう

最上階(天守6階)から松本市中心部の眺め
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松本城から徒歩5~10分。
重要文化財に指定されている旧開智学校へ。外観がおしゃれです。

明治時代に建てられた擬洋風建築の小学校
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校舎内は当時の机や開智学校の成り立ちなどが展示されています。
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続いてTripAdvisorによる「行ってよかった無料観光スポット2013」で13位に入った松本市アルプス公園へ(ちなみに1位富山県の黒部ダム、2位大阪府のインスタントラーメン記念博物館、3位静岡県の航空自衛隊浜松広報館)。

天気が良ければ北アルプスが綺麗に見えるはずなんですが、残念ながら曇りです!
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このローラー式の滑り台やったけど意外と怖かった。。。
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以下、園内の写真3点
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アルプス公園から松本駅まではタクシーで15分ほど。
タクシーの運転手さんによると、松本・塩尻・安曇野の子供は中学生のときに2800mの登山をするみたいです。ご自身の趣味は登山なようです。中学生の時の登山も影響しているようです。
昨日はいい天気だったのにタイミング悪かったねーなどをお話して松本駅へ。

松本駅から特急で1時間ほどで長野へ。
長野に着いたのは18時前でしたが、暗い! 陽が落ちるのは早い、もう秋ですなぁ。。。
ということで写真はあまり撮れませんでした・・・

長野駅前
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長野駅からバスで15分。
有名な故事に「牛に引かれて善光寺参り」なんてありますが、もちろん現代に牛はいません!

仁王門
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仲見世通り
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山門
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本堂。画像が粗いのはあしからず。。。
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19時前。ぞろぞろとたくさんの人が本堂へ。
何があるのかと聞いてみると「お十夜」という、10月から11月にかけて浄土宗のお寺で行われる念仏を唱える会があるそうです。せっかくなので参加して善光寺見学は終わり。
もっと早い時間に行くと本堂の内陣参拝もできます。

帰りに長野の地酒をひっかけつつ長野名産の「信州サーモン」と「バイリング茸」を食べて帰宅。